ウォレット・カストディツールの使用において、以下の3つの選択肢があります。
1、機関投資家は、MetaMaskなどの独自のウォレットを使用しながら、DeFiのプラットフォームに直接接続します。
A:これはあまりお勧めできません。なぜなら、ウォレット運営ポリシーがあることは稀であり、十分な知識がないまま取り扱うことは安全とは言えないからです。つまり、不測のリスクに多くさらされることになります。(この選択肢において活躍するのがSecuXのようなコールドウォレットです。取り扱いはさらに煩雑になりますが、MetaMaskなどのホットウォレットのみの運用と比較してかなりの程度のセキュリティ性が高まります。)
2、機関投資家は、DeFiプラットフォームと連携するために、自社契約のカストディツールを使用する。
A:これは最も安全なソリューションの一つです。ウォレット・カストディツールの提供者としてプロのベンダーはセキュリティに関する知識を持っています。
3、DeFiプラットフォームはカストディツールベンダーと契約し、安全なウォレットをユーザーに個別に提供する。(別管理はデリゲートウォレットで行う)
A:ウォレットの管理はDeFiプラットフォームが行うため、規制上の問題がある(顧客資産のカストディに該当する恐れがある)